ホテルクリオコート博多

観光案内

福岡・博多の魅力

アジアに近い都市・福岡

アジアに近い都市・福岡

福岡市は九州の北部、福岡県の西部に位置し、脊振(せふり)山地と三郡(さんぐん)山地に囲まれた半月型の福岡平野にあります。日本の中でも韓国、中国、アジア諸国に近い位置にあり、交流もさかんで国際線の定期航空路線も多く就航しています。海の中道と糸島半島で仕切られた博多湾は、大きく羽を広げたような内湾となっており、玄界灘とつながっています。

志賀島で発掘された国宝・金印

志賀島で発掘された国宝・金印
志賀島で発掘された国宝・金印

古代の大陸交流を物語る福岡・博多の遺産として知られる金印「漢委奴國王(かんのわのなのこくおう)」は2.347cm四方の小さなものです。天明4年(1784)、志賀島の農民・甚兵衛さんが大石の下から発見したと伝えられます。現在は福岡市内の博物館で展示されています。

中洲・川端エリア

アジアに近い都市・福岡

博多といえば、九州一の歓楽街・中洲。中洲の中心を流れる那珂川をはさんで天神地区の「福岡」、中洲・川端、博多駅周辺地区の「博多」に分かれます。ネオンのきらめきに揺れる那珂川沿いには、十数軒の名物・屋台が並び、多くの観光客や地元のなじみ客で賑わっています。近くには大人が通う名店の多い街・西中洲、商店街が軒を連ねる川端もあり、博多の様々な顔を楽しめます。

天神エリア

天神エリア

九州の流行発信地、天神。バス、地下鉄、電車などの交通アクセスが便利で週末には九州各地や韓国、中国などの隣国から人が集まります。百貨店やファッションビル、新天町(商店街)、銀行や市役所、文化施設が立ち並び、活気ある中心街です。天神から10分前後の大名・西通り、今泉、警固、薬院エリアには個性的なショップやカフェ、飲食店が立ち並び、若者の多い人気スポットです。

キャナルシティ博多

キャナルシティ博多

博多駅と天神の中間地点、那珂川沿いに建つ斬新なカラーと個性的なデザインの複合商業施設です。天神、中州に続く、福岡観光の人気スポットとして、海外からの観光客も多く集まります。キャナルの名の通り、全長180mの運河(キャナル)をホテル、劇場、映画館、ショップ、レストラン、ショールームが取り囲み、中央のステージで行われる噴水ショーやパフォーマンスも人気で、1日中、遊べます。

博多港

博多港

博多港は中国大陸や朝鮮半島との交流拠点として栄えた歴史ある港です。博多港には7つのふ頭があり、国内外への旅客クルーズの基地として、国際的な物流施設やエネルギー供給施設や住宅、文化施設などが整備され、
人々の生活を潤しています。

博多リバレイン

博多リバレイン

福岡市内を流れる博多川河畔沿いの複合施設です。「文化とゆとりをテーマ」に近くのキャナルシティとはひと味違った魅力ある施設が集まります。世界の一流ブランドショップやセレクトショップを集めた「イニミニマニモ」、5・6階には地元の店が揃うレストランフロア、アジアの近現代美術を集めた福岡アジア美術館、演劇や歌舞伎公演の鑑賞が数多く行なわれる博多座、宿泊施設など多彩に楽しめます。

天神地下街

天神地下街

地元では「てんちか」の愛称で呼ばれ、世代を超えて愛される天神の顔のひとつ。福岡の中心街・天神の地下を南北に貫き、アクロス福岡、イムズ、ソラリアステージ、岩田屋、VIORO天神、三越、大丸など商業施設や地下鉄天神駅、天神南駅と直結し、西鉄福岡(天神)駅や西鉄天神バスセンターにも通じる便利なショッピングゾーンです。石と鉄をテーマに19世紀ヨーロッパをイメージして造られた石畳の床や唐草模様の天井が落ち着いた雰囲気を演出しています。ファッション、グルメ、書籍など1~12番街までの様々な店舗が並び、行き交う人たちを楽しませています。

屋台

屋台

福岡・博多の夜を彩る名物・屋台。市内では約160軒前後が営業し、週末には観光客も多く、有名店では行列ができるほどの人気です。屋台ではラーメンだけでなく、天ぷら、おでん、焼き鳥、餃子など庶民を楽しませる豊富なメニューが揃います。博多の人情を感じさせる店主と客同士の会話が交わされ、初めての人でも自然と親しくなる温かな雰囲気が魅力です。

博多ラーメン

博多ラーメン

全国に知られ、博多の代名詞ともなった「博多ラーメン」。白濁した豚骨スープにストレートでコシのない極細麺が特徴で、具材はネギとチャーシューといたってシンプル。好みで紅ショウガや辛子高菜、白ゴマを加えていただきます。「ヤワ」「カタ」など麺の硬さが注文でき、地元では硬めを頼む人が多いようです。麺だけを追加注文できる「替え玉」も「博多ラーメン」の特色。専門店は市内各所にあり、屋台でも楽しめます。

もつ鍋

もつ鍋

福岡の郷土料理・もつ鍋は、栄養価が高く、カロリーは低めなので女性にも人気です。スープは鰹や昆布のダシに醤油、味噌で味つけし、ニンニクを効かせ、牛、豚のもつ、たっぷりのニラとキャベツを煮込んでいただきます。鷹の爪はお好みでどうぞ。残ったスープにチャンポン麺を入れて締めとする店も多く、一度食べるとやみつきになるほどの美味しさです。
本場博多のもつ鍋なら、ホテルクリオコート博多の居酒屋「円座・長屋」へどうぞ。

水炊き

水炊き

博多を代表する郷土料理として約100年以上の歴史を持つ鍋料理。骨付きの鶏肉を水から煮たせることから「水炊き」と呼ばれています。スープは鶏の旨みが溶け込み、あっさりと味わい深く、スープだけでも十分味わえます。楽しみ方としては、最初に細いネギ・コウトウネギを刻んで薬味とし、好みで塩を少々足しながらスープだけを味わいます。次に鶏肉、キャベツまたは白菜、春菊を入れ、最後にうどんや雑炊で締めくくるのが定番です。
博多の美味しい水炊きならホテルクリオコート博多の和食処「博多赤らく」へどうぞ。

大濠公園

大濠公園

福岡藩初代藩主・黒田長政が福岡城築城の際、福岡城の外濠(大堀)として城の護りとしたのを名の由来とし、後に昭和4年(1929)に開園。福岡市中心部にある国内有数の水景公園です。約2キロメートルの池の周囲をジョギングやサイクリングをする人の姿も見られ、水と緑の豊かな市民の憩いの場として広く親しまれています。園内には日本庭園や能楽堂、福岡市美術館などが点在しており、毎年8月には福岡の夏を代表する花火大会の会場としても知られています。

福岡タワー

福岡タワー

福岡・百道浜の新しいシンボルとして作られた全長234メートルのタワー。海浜タワーとしては日本一の高さを誇り、8,000枚ものハーフミラーで覆われた正三角形のシャープな外観が特徴です。5階展望室からは市街地や近くのヨットハーバーや海浜公園、対岸の能古島や志賀島など360℃の大パノラマが見渡せ、最新式のテレビ望遠鏡もあります。七夕やクリスマスシーズンのイルミネーションが人気です。

アクロス福岡

アクロス福岡

福岡市役所前の天神中央公園に面した階段状の建物が特徴的。約40,000本もの樹木で被われたステップガーデンは国内最大規模の緑化建築です。都心のオアシスとして親しまれるアクロス福岡には、福岡シンフォニーホールをはじめ、国際会議場や芸術文化の情報が揃う文化観光情報ひろば、地下には和洋中レストランが揃っています。

海の中道海浜公園

海の中道海浜公園

志賀島と九州本土を陸上でつなぐ福岡市東区の海の中道。その海浜沿いにある249ヘクタールという九州最大の広さを誇る国営公園です。園内にはフラワーミュージアムやバラ園や動物の森、スカイドルフィンなどのユニーバサルデザインの遊具、スポーツ施設やサイクリングコース、夏には西日本最大級のリゾートプール「サンシャインプール」やデイキャンプ・バーベキュー(季節限定)、環境共生の森などがあり、自然と個性あふれる施設でいっぱいです。1年を通じて多彩なイベントも開催されています。敷地内には350種の魚とイルカのショーが楽しめる水族館「マリンワールド海の中道」、ラグジュアリーなリゾートホテルもあります。海の中道までは、博多埠頭のベイサイドプレイスや百道浜マリゾン周辺から高速船と市営渡船が出港しており、都心部からのアクセスに便利です。

福岡の農産物

福岡の農産物

温暖な気候に恵まれた福岡は、全国でも知られる「博多万能ネギ」、いちごの「あまおう」の主要生産地です。博多の食文化とともに育ってきた三大地方野菜の一つといわれる「博多野菜」もあり、水炊きやフグ料理の薬味に使われる「鴨頭ねぎ」、博多雑煮に欠かせない「博多かつお菜」や「博多長なす」、「博多中葉春菊」など土地独特の食材として使われるようになりました。

鮮魚

鮮魚

全国でも有数の魚介類の水揚げ高を誇る福岡。玄界灘直送の魚を使った寿司や旬の刺身、鍋料理などが美味しいと評判です。福岡市中央卸売市場の隣には24時間営業の市場会館があり、会館内にある新鮮な魚料理が楽しめる食堂ではウニ丼や海鮮丼、定食を手頃な価格で味わえます。博多地方の郷土料理・ゴマサバで有名な飲食店もあります。
新鮮な鮮魚料理は、ホテルクリオコート博多の居酒屋「円座・長屋」へどうぞ。

福岡城跡

福岡城跡

大濠公園の東部に隣接する場所にあり、舞鶴公園や平和台陸上競技場で知られる福岡城跡。筑前52万3千石の領主であり、初代福岡藩主であった黒田長政が江戸時代初頭に7年がかりで築城した平山城です。大中小の各天守台と47の櫓(やぐら)があり、多聞櫓(重要文化財)、潮見櫓、大手門、祈念櫓、母里太兵衛邸長屋門、名島門などが保存され、大天守台からは博多湾が一望できます。国指定の史跡で、別名「舞鶴城」とも呼ばれていました。

櫛田神社

櫛田神社

博多の夏の風物詩・博多祗園山笠を奉納することで知られるようになった神社。博多の総鎮守として、「お櫛田さん」の愛称で親しまれています。社伝では創建は8世紀の天平宝字元年(757)。祭神は大幡大神(櫛田大神)、天照皇大神、素戔嗚大神(祇園大神)の三神で、正殿に大幡主神、左殿に天照大神、右殿に素盞嗚神が祀られています。「博多祝い歌」でも謡われ、県の天然記念物に指定されている境内入口付近のイチョウの木「櫛田の銀杏(ぎなん)」も必見です。

博多どんたく港まつり

博多どんたく港まつり

約830年前、博多町人が慶祝行事・博多松囃子を発展させたのが始まりで、「どんたく」の語源はオランダ語のゾンターク(休日)に由来しています。毎年5月3・4日の2日間のゴールデンウィーク中に行われることから日本最大の集客数を誇る祭りとして有名になり、全国や海外から人が集まるようになりました。メインストリートとなる明治通り(呉服町交差点から天神交差点までの1,230メートル)を市民総出で華やかにパレードする「どんたく隊」が見どころです。市内約30か所では演舞台を設置し、市民参加の演芸大会や地元テレビ局主催のイベントなどが数々行なわれ、市内がどんたく一色でわき返ります。

博多祗園山笠

博多祗園山笠

博多どんたくに続く、博多を代表する夏祭りです。祭りの起源は諸説ありますが、仁治2年(1241)に承天寺の開祖・聖一(しょういち)国師が疾病封じのために祈祷水をまいたのが始まりと伝えられています。毎年7月になると飾り山笠が市内10数か所で展示され、最高潮の追い山を迎える15日早朝まで博多の街は山笠一色で活気づくのです。15日早朝、大太鼓の合図と共に舁(か)き山をかついで博多の街を全力疾走し、山をかく法被姿の男たちの「オイサッ!」の掛け声が響き渡ります。

博多人形

博多人形

博多人形の発祥は諸説ありますが、江戸時代に博多の町で陶士を営んでいた正木宗七や中ノ子吉兵衛といった名工達の活躍がきっかけとされています。明治時代には、博多素焼人形として全国やパリの博覧会に出品し、高い評価を受け、土産品として広まるようになりました。現在では優雅な曲線と豊かで繊細な表情が多くの人々の心をとらえ、日本を代表する人形として海外の賓客への贈り物に喜ばれています。

博多織

博多織

約760年もの伝統を誇る博多の絹織物です。その始まりは、鎌倉時代の博多商人・満田弥三右衛門(みつたやざえもん)が宋の国から持ち帰った際に織物の技術に独自の改良を重ねて発展させたといわれます。初代藩主・黒田長政が徳川幕府への献上品としたため「献上博多」と呼ばれ、現在は福岡市市営地下鉄「博多駅」のシンボルマークにもなっています。近年は、伝統の柄をネクタイや名刺入れなどに取り入れた伝統とモダンを融合した新たな個性ある作品も多く、国内外で高い評価を受けています。

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